適切なSEO対策が施された
良質なブログ記事を執筆していけば、
検索で上位表示されることは
そこまで難しいことではない。
しかしいくら適切なSEOキーワードで
記事を執筆したとしても、
その内容とSEOライティングに欠陥があれば
たちまち検索結果のランキングが下がってしまう。
今回はSEOコンテンツ記事の執筆方法を
順番に解説していく。
非常に重要な事をまとめてあるので
ぜひ最後まで集中して読んでいこう。
1、コンテンツのアウトラインを決める
SEOキーワードはユーザーの「知りたいこと」が反映されている
SEOキーワードは
そのまま検索ユーザーの「知りたいこと」を表している。
「英単語 覚え方」と調べる人は
当然英単語の覚え方が知りたくて検索しているわけだ。
このステップでは選定したSEOキーワードを元に
「誰に向かってどのような記事を書くべきか?」を考えよう。
想定読者を考えてみる(ペルソナ)
次にやるべきことは読者の絞り込みだ。
そのキーワードで検索する人は
一体どのような人なのかを
なるべく具体的に想定してみよう。
- 性別
- 年齢
- 住んでる場所
- 職業
- 家族構成
などなど。このようにモデルユーザー、
想定読者をペルソナと言ったりする。
例えば「英単語 覚え方 高校生」というキーワードを調べる人は
どのような背景や悩みを持った人か想像してみよう。
そして、どのような経緯であなたのブログ記事に
たどり着くのかをイメージしてみよう。例えばこんな感じ。
自分は高校2年生で英語が苦手。
来年は受験も控えているから、
今から苦手な英語を克服しようと予備校に通い始めたが、
英単語暗記の段階で大きくつまずいてしまっている。書けば良いとか音を聞けば良いとか色々聞くが
結局どの方法が良いのかさっぱり分からない。同じ時期に受験勉強を始めた友達は
サクサク英単語を覚えているが自分は全然だ。
記憶力が無いから覚えられないのだろうか。このままでは大学受験も失敗しそうで怖い。
やっぱり才能が無いから英単語も覚えられないのだろうか。わらをも掴む思いでスマホで
「英単語 覚え方 高校生」と検索すると
気になるタイトルの記事があったので読んでみようと思い
このブログに辿り着いた。
これくらい具体的に読者を想定すれば、
この読者のニーズを満たし満足させる記事には
何を書けば良いのかなんとなく分かってくるだろう。
悩みを解決するコンテンツを用意する
例えば以下の様なコンテンツを書けば良いことが分かる。
- 悩み:英語が苦手
解決策:英語に苦手意識がある人でもカンタンに単語を覚えられる方法を書く。なるべくカンタンに覚えたいので書く方法は除外。 - 悩み:どんな方法で覚えれば良いか迷っている
解決策:1つの方法をイチオシして迷いを無くしてあげる。 - 悩み:記憶力が無い。勉強の才能が無いと思っている。
解決策:暗記は才能とかではなく繰り返しの数を増やせば誰でも確実に覚えられることを強く説く。そして英単語の覚え方は他の全科目に共通する事を伝え、英単語暗記を頑張る後押しをしてあげる。
このように、
想定読者が何に悩み苦しんでいるかを想像し、
その悩みを解消してあげる内容を書いていく。
仮タイトルと見出しを作ってみる
ここまで出来たら仮タイトルと全体の流れを考えてみよう。
- 仮タイトル:英語が大っ嫌いな僕でもサクサク暗記できた英単語覚え方のコツ
- 見出し:英単語をサクサク覚えられた経緯や実績を書く。
- 見出し:でも実は英単語暗記には苦労したエピソードを書く。
- 見出し:暗記が出来るようになったキッカケは覚え方を工夫することだった。
- 見出し:具体的な英単語の覚え方の手順
- まとめ:暗記が苦手でも方法を変えれば上手くいく。まとめ英単語暗記が出来れば他の科目にも波及するから気合を入れてやってみよう。
ここまでアウトラインを考えてしまえば、
あとは本文を書くだけだからあまり時間はかからないだろう。
この例で分かる通り、
SEOコンテンツライティングはいかに
綿密に準備するかで決まると言って良い。
2、記事を書く際に気をつけるべき12のSEOチェックポイント
ここでは私が
実際に必ず守っている記事投稿時のSEOポイントをご紹介する。
多いように感じるかもしれないが、
SEO効果を最大限発揮するためには
最低限守ってほしいポイントなので
しっかりと設定して欲しい。
記事タイトル
タイトルを付ける時のポイントは3つだ。
記事タイトルにSEOキーワードを入れる
これは絶対に
守らなければならないポイント。
例えば「英単語 覚え方 コツ」
というSEOキーワードなら
「英単語の覚え方のコツ」がタイトルの雛形になり、
そこから肉付けしていくイメージでタイトルを考えていく。
記事タイトルは全角27字以内
これ以上長くなると
検索結果で「…」となって途中で途切れてしまうのだ。
タイトルが途中で途切れてしまうと
クリック率が下がる恐れもあるので
なるべく途切れない長さに収めよう。
以前は32字以内でも大丈夫だったが、
Googleの仕様変更により記事タイトルの制限が短くなってしまった。今後はもっと短くなる可能性もあり、
また半角数字を使ったりすると27字という数字が
多少前後することもあるので注意して欲しい。
思わず読んでしまうような魅力的なタイトルを心がける
「英単語 覚え方 コツ」と言うキーワードを使う時、
「英単語の覚え方のコツ」というタイトルだけではありきたりすぎて
クリック率は低くなってしまうだろう。
- 数字を入れる
- カンタンに誰でも出来る事を伝える
- すぐに実践できることを伝える
- キャッチーな文言を入れる
といったポイントを踏まえて、
「バカな俺でも2000語を1ヶ月で暗記できた究極の英単語覚え方7つのコツ」
というようなタイトルにしよう。
パーマリンク設定
パーマリンクとは記事のURLのこと。
(この記事の場合だと/seo-contents-writing)
ここでは以下の3つのポイントをチェックしよう。
英語・数字表記にする
日本語URLだとリンクをペーストした時に
かなり長く意味不明なURLになってしまう。
「WordPressパーマリンク設定」を参考に、
- https://n.hero-academy.jp/archives/3921(/archives/123)
- https://n.hero-academy.jp/seo-contents-writing(/%postname%)
などのような数字ベースか英語ベースのパーマリンク設定にしよう。
記事内容を簡潔に表す
英語表記でも全く記事内容と関係ないパーマリンクではなくて
なるべく記事内容を表した英語表記にしよう。
例えば本記事のパーマリンクは
SEOコンテンツの5つのライティングメソッド(/seo-contents-writing)
という風に記事内容の英訳に近い形になっている。
もちろん全て英語だと大変なので
ローマ字でも良いだろう。
アンダースコア(_)ではなくハイフン(-)を使おう
これはGoogleが
ハッキリと推奨しているのでハイフンを使うようにしよう。
カテゴリー設定
カテゴリーで注意して欲しいのは
1つの記事に複数のカテゴリーを設定しないこと。
例:「英単語の覚え方」という記事に
「英単語」カテゴリー、「勉強法」カテゴリー、
「大学受験カテゴリー」などを同時に適用しないこと。
基本的には1つの記事に1つのカテゴリーを設定するようにしよう。
(多くても2つ)
本文
見出しタグ(h2, h3, h4)を適切に使おう
見出しタグはキレイな階層構造にしよう。
例えばこんな感じ。
- 見出し2
- 見出し3
- 見出し3
- 見出し4
- 見出し4
- 見出し3
- 見出し2
- 見出し3
- 見出し3
見出し2の下に見出し4が来たり、
見出し4の下に見出し3が来るといった
デタラメな階層構造にならないように注意しよう。
※「Table of Contents Plus」というプラグインを使えば
自動で記事の目次を作ってくれる。
階層構造もひと目で確認できるし
読者側も読みやすくなるのでぜひ導入して置いて欲しい。
moreタグ
「続きを読むタグ」を入れないと、
ブログのトップページや記事一覧ページに
本文が全て表示されてしまうこともあるので、
初めの見出しタグの直前などに挿入しておこう。
moreタグは本文に1個あれば良い。
画像サイズとALTタグ
画像サイズは可能な限り本文の横幅に近い状態で
小さめに設定して少しでも容量を小さくしよう。
画像サイズはテキストデータと比べて
非常に容量が大きく、ページ読み込みが遅くなってしまう。
ページの読み込みの遅さはそのままSEOの評価にも繋がる。
読み込み速度が遅いページはそれだけ検索順位にも悪影響が出てしまうので、
「SEOに有利な画像のサイズ変更、圧縮方法」を参考に
画像サイズと容量をなるべく小さくしよう。
また、画像には必ず
ALTタグ(代替テキスト)を設定するようにしよう。
これは画像がリンク切れになった場合に
代わりに表示される文字のことで、
ALTタグを設定したほうがSEO的にも有利と言われている。
アイキャッチ画像の設定
アイキャッチ画像はなるべく横長(タテ:ヨコ=5:3)が望ましい。
縦長だとアイキャッチ画像が途切れてしまうことがある。
アイキャッチ画像があるのと無いのとでは
クリック率がかなり変わってきてしまうので、
必ず設定しておこう。
SEOメタタグとSocialメタ設定
「All In One SEO Pack」を使用しているなら投稿編集画面の下部に
Metaタグを入力する画面が表示されるハズだ。
- タイトル:27文字以内で書く。SEOキーワードを必ず入れる。
- ディスクリプション:120文字以内で記事の概要を書く。SEOキーワードも含める。
- キーワード:SEOキーワードを書く。基本は1つだけ書く。
ソーシャル設定をすることで、
FacebookやTwitterでシェアされた時に
アイキャッチ画像が正しく表示されたりする。
SNSを集客に
活用している人は必ず設定しよう。
まとめ
いかがだったろうか。
たくさんチェックするポイントがあったかもしれないが、
慣れれば素早くSEOの設定をすることが出来るハズだ。
初めはこのページを見ながらでもいいので
1つ1つ確実に設定して欲しい。
最後に改めて今回の目次を載せておくので
忘れそうな項目は復習しておこう。