ここではWordPressのカテゴリーを作成する方法をご説明する。カテゴリーを作成する方法は簡単だが、SEOを意識したカテゴリー作りを知らない人は意外に多くない。
今回はSEO上でも有利になるようなカテゴリーの作成方法と注意点を解説しよう。
1.新規カテゴリー作成方法
まずはダッシュボード>投稿>カテゴリーを押す。

クリックしたら画面左上の枠に新しく作りたいカテゴリー名を入力する。

次にカテゴリーのURLを指定する。ここは必ず英語で書いておこう。

日本語にしてしまうと、URLを貼った時に無駄に長い意味不明の文字列になってしまう。それだとSNSでシェアする時に非常に不便になる(Twitterだと長すぎてリンクを貼れない)ので、必ず英語で書いておこう。
最後に「新規カテゴリーを追加」ボタンをクリック。

試しに「テスト」というカテゴリーを作ってみる。

「新規カテゴリーを追加」をクリックして右画面に新しいカテゴリーが表示されていれば成功だ。

2.小カテゴリーを作って階層構造を作りたい場合
例えば料理系のサイトの場合、
- 和食
- 日本料理
- 寿司魚介類
- 天ぷら揚げ物
- そばうどん麺類
- 洋食
- イタリアン
- フレンチ
といったようにカテゴリーに階層を作りたい事もあるだろう。そういった時は、「親カテゴリー」を設定すればよい。
2−1.新規で子カテゴリーを作る

カテゴリー名の前に「―●●」といったダッシュマークが付いているのが小カテゴリーだ。

2−1.既存のカテゴリーを編集して親カテゴリーの下に配置する
カテゴリーページから、カテゴリー名を押すか、「編集」を押そう。

親カテゴリーを選ぶ。


選択したら更新ボタンを押せば親カテゴリーを外したり選んだり出来る。

3.ウィジェットカテゴリーでの表記
下図は本ブログのサイドバーのカテゴリー。このように親子関係を作ると階層構造が作りやすい。

4.カテゴリー名はテキトーではなく検索ボリュームが大きいキーワードを!
カテゴリー名をテキトーに作っている人がいるが、カテゴリー名もSEOを意識したモノを作ろう。Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べ、検索ボリュームの大きなビッグキーワード(1000以上とか)をカテゴリー名にするようにしよう。
例えば私の所有する勉強ブログでは、下記のようなカテゴリーにしている(数字は月間検索ボリューム数)。
- 英語(165000)
- 英語勉強法(33100)
- 英単語(27100)
- 英熟語(1900)
- 英文法(6600)
- 英文解釈(1900)
- 英語長文(5400)
- 英作文(4400)
- リスニング(6600)
- 国語(5400)
- 現代文(2900)
- 古文(6600)
- 漢文(8100)
どのカテゴリーも1000以上ある。もちろん必ずしも1000を超えなくてもいいが、なるべく検索ボリューム数の多いキーワードをカテゴリー名にしておこう。
SEOを意識したカテゴリー名をつけておくと、カテゴリー全体のSEO効果も強まり、結果的に1つ1つの記事のSEOも強くなっていく。キーワードリサーチを行った後にきちんとカテゴリー設定をしよう。
5.カテゴリーの増やしすぎに注意!
これは初めはやりがちなのだが、カテゴリー名を増やして細かく分類しようとしてしまうことがある(私がそうだった)。カテゴリーをつい細かく分けたい気持ちはわかるが、記事が少ないのにカテゴリーだけ多いのはSEO的に見た目的にもあまりよくない。
記事数が増えたらカテゴリーを増やしてカテゴリーを変えてもいいので、初めはなるべくカテゴリーを増やし過ぎないようにしよう。