あなたが何か商品を売りたい時やサービスをセールスしたい時に、最も大切なのが「コンセプト」だ。
コンセプトとは、あなたの商品やサービスを一言で表現するものである。このコンセプトを決めていないせいで「何がしたいのかわからない」「この商品を買っても私にどんなメリットがあるかわからない」と言われることがある。
あなたがビジネスをする上で、コンセプトが決まっていないと、誰もあなたの商品を人に紹介してくれないし、そもそもあなたの商品に価値を感じず買ってくれすらしないのだ。だからコンセプトはビジネスを成功させる上で最重要になってくる。
この記事では、魅力的なコンセプトを作るために必要なステップを4つ紹介している。ぜひ熟読して、あなただけの魅力的なコンセプトを作っていこう。
魅力的なコンセプトメイキングメソッド講座
まずはこの動画を見て欲しい。25分の動画とやや長いが、この動画を見るだけで商品作り、サービス作りの方向性が見えてくるはずだ。
あなたのビジネスを言葉にしろ!!!!
ビジネスを始めようとしている人を見ていて思うのが「みんなボヤっとビジネスを考え過ぎ」ということだ。確かに抽象度も大切だ。しかし、真に価値の高い抽象性というのは、まずは具体化すること。あなたのビジネスに具体性を持たせよう。その後に抽象度をぐっと引き上げて考えてみることだ。
コンセプトメイキングの目標は「誰かがあなたのビジネス・商品について誰かに説明(口コミ)出来るようにすること」だ。人があなたのビジネスに興味を持って、それを人に説明してくれるようになるには、
- コンセプトが魅力的で面白そうであること
- コンセプトが明確で分かりやすいこと
- コンセプトにエネルギーが凝縮されていること
この3つが必要になってくる。
動画では1と2について解説している。ここでは動画では触れられていない3について解説しよう。
あなたの言葉で語れ。
人の言葉を借りてビジネスをしようとしている人が多すぎる。誰かの言葉を借りたり、誰かの文章のテイストを真似するのは良いが、それは所詮マネ事であり、エネルギーがこもることはない。
あなたのコンセプトが力強くエネルギーにあふれたものになるためには、あなた自身の価値観を固め(動画のステップ2「自分の過去を見つめなおす」で解説)、そしてあなたの魂の底からひねり出した言葉で語る必要があるのだ。
最後に
もう一度コンセプト作りの手順をまとめておこう。
- リサーチをしよう。業界の過去を研究し、自分の過去を見つめなおす。
- お客さんの話を聞こう。最低でも300人。5W1Hを意識して丁寧に傾聴しよう。
- コンセプトの原稿を書こう。3つの質問に答えよう
- 「誰のためにその商品を売るのか」
- 「何のためにその商品を売るのか」
- 「なぜ自分がその商品を売るのか」
- 3つの質問でコンセプトにスパイスを加えよう
- あなたの商品が目指す理想像・理想の状態はなにか(お客さんにどうなってもらいたい?)
- あなたの商品が再定義するものはなにか
- あなたの商品の仮想敵はなにか
コンセプト作りは一朝一夕では作れない。文字通り精神を削ってでも、あなたの熱くたぎる魂の底から湧き出る思いを言語化して欲しい。そうすればそのコンセプトは非常に高いエネルギーをまとってお客さんの心に突き刺さるようになるはずだ。